結論から伝えますと、外壁の塗替えをするのに上手い下手はあるので、見積金額だけで依頼先を選ぶことは危険です。職人さんの世界では技術力に大きな違いがあって、塗装工事でもだれが工事をするかで仕上がりは大きく変わります。
見た目に違いが出るだけでなく、技術力がない下手な職人が施工をすると、耐久性の面でも差が出て、塗装工事が必要になるスパンが短くなって、安く工事をしてもらった意味がなくなってしまうケースもあるのです。
さらに、この業界には悪徳業者も複数存在していて、本来は3回塗りしなければいけないところを、手抜き工事をして1回や２回しか塗らなかったせいで、短期間で塗装が剥がれてしまう場合もあります。
信頼できる業者を見分けるためには、一級技能士を持っていることを確認するのもよい方法です。この資格は、ある程度の経験と技量はなければ取得できません。塗装技工士には一級と二級があって、信頼できる塗装屋さんは一級塗装技能士を複数人抱えています。
また、塗装工事を安心して任せられる職人なら、塗装に関する難しい質問にも瞬時に答えてくれます。回答を誤魔化そうとしたり、適当な答えしか返ってこないなら、他の業者をあたりましょう。
塗装工事の際には養生を行いますが、養生が丁寧な職人さんは良い仕事をする可能性が高いです。片付けをキレイにできる職人さんも良い仕事をすると判断できます。これらは現場を見ると確認できます。
工事現場では、作業中に無駄話をしていないかどうかをチェックするのも大事なポイントです。腕の良い職人さんは仕事中業務に集中するので、必要以上の話はしないはずです。仕事中でもベラベラ話をしていて、くわえタバコで作業をしているような職人がいるような業者には依頼しない方が賢明です。
他にも、挨拶もろくにできないで、言葉遣いが乱暴で、服装も髪型もよろしくないような職人がいるようなところには依頼を控えた方がよいです。