外壁塗装は、気温が5℃以上で湿度が85未満、雨や雪や強風でないときに行うことを各塗料メーカーが条件として定めているため、この条件に当てはまれば冬に実施しても問題ありません。
ただし、塗料はしっかり乾燥させることで機能することから、空気が乾燥していて天気も安定している春と秋が外壁塗装のベストシーズンと言われています。
夏場でも晴れの日の多い時期には空気も乾燥していることから、スムーズに施工を進めることができます。春や秋よりは良い時期とは言えませんが、夏は日照時間も長いため、作業時間を長く取れる点は、工事をする業者にとっては大きなメリットとなります。
早く工事を終わらせたい場合も、夏場の工事は向いています。ただし6月などの梅雨の時期は、塗装工事をするのに完全に不向きです。
唯一のメリットには、工事を避けられる時期であるため、リーズナブルに施工がしやすいことが挙げられます。値引きに応じてもらいやすく、この時期に割引キャンペーンを実施している業者も多いです。
夏場は夕立も降りやすく、ゲリラ豪雨も多いため、トラブルが起きやすい時期であることは覚えておきましょう。
冬は降雪地域以外は湿度が低く乾燥しやすいことがメリットとなるため、外壁塗装を行う方も少なくありません。ただし、時間帯によっては気温が5℃以下になることも多く、凍結が起きることもるため、予定した通りに工事が進まない可能性も高いです。その点も理解して工事に踏み切るようにしてください。