横浜の緑区に新築の建売り住宅を購入してから15年が過ぎました。家の中も外も目立った変化はなく、経年による多少の傷や汚れはないとは言えませんが家のクオリティに満足していますし、購入から10年までは計3回のメンテナンスが含まれていて、家の点検に来て頂き、不具合などはないか調べて頂きました。補償期間が過ぎましたがこれまで何の問題も起きていませんし、同じ時期に建設された近所のお住まいでも工事品質の事でクレームを聞いたことはありません。家の外壁塗装は10年くらいを目安に塗替えを行うのが一般的と聞きますが、今の所考えていませんし、ご近所でもされているのを見たことがありません。私の実家は築25年ほどで、さすがに変色していますし、古さを感じますが費用の高さから一度も塗装リフォームをしたことがありません。それを思うと美観的に許せるなら塗装リフォームをする必要があるのか疑問ですが、どうでしょうか?
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外壁塗装は建物を長持ちさせるための機能性能の維持にも必要です
外壁や屋根の塗装工事の目的は見た目の美観だけでなく、防水対策を目的としています。外壁を汚れにくくする、劣化しにくくする性質や夏場の断熱効果などの機能性も全ては防水に繋がります。防水性が劣ると木材や鉄筋など、建物の構造に使用されているものをどんどん劣化させることになりかねません。そうなると建物全体の寿命に影響するため大掛かりな工事が必要となったり、最悪の場合は建て替えしなくてはならない場合もあります。その場合、外壁塗装以上の費用になるでしょう。雨や雪、湿度も高い日本ですからご自宅を守るために必ず対策が必要なのです。 新築の時には塗装したばかりなので塗料が持つ性能が発揮されますが、経年と共に劣化していきます。塗料の種類によって耐用年数が異なり、平均的には10年~15年を目安に塗装リフォームが推奨されています。近年ではハイブリッドな塗料も発売されていて、耐用年数が長くなっています。決して安くないリフォームですが大切なお住いを守るために検討が必要でしょう。外壁塗装業者では無料で外壁の点検を行っている会社がありますので、現在の状態を診断してもらうのも一つのアイデアでしょう。 |