FAQ
Q

外壁塗装は何度も塗るって本当ですか?

質問 今度長年の念願が叶い地元である横浜市保土ヶ谷区でマイホームを建てるのですが、少しでも良い建物を安く建てるために家のことをいろいろ研究しているところです。
家の外壁は頑丈なモルタル壁にする予定で、予算を抑えることも含めてそのことを家に詳しい友人に話すと、外壁塗装はしっかり塗り重ねて手抜きをしないようにとのアドバイスをもらいました。
今までは外壁塗装を塗り重ねるという認識はなくて、てっきり一度塗ればよいと思っていたのですが、友人の言う通りに外壁塗装は何度も塗り重ねるものなのでしょうか?一度だけだと不都合が起きるのでしょうか?
そうだとすれば塗装は何度塗るのがベストなのでしょう?単純に考えて塗装の回数が多くなればそれだけ工事費が高くなると思うので、適切な回数が知りたいです。事前にそのことを認識しておけば余計な工事をされることもないので、ご回答をよろしくお願いいたします。
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A

外壁塗装では3回塗るのが基本です

外壁塗装は、下塗り、中塗り、上塗りの3回塗りが基本です。1度塗りでは十分な耐久性や機能を引き出すことができないため、3回は塗り重ねる必要があります。
塗装の耐久年数を高めたい場合は、ご指摘の通りに工事費は高くなりますが、さらに工程を増やしてください。
1度目の下塗りでは、塗装の下地を作るために行われます。このときにはプライマー、シーラー、フィラーなどと呼ばれる下塗り用の塗料を使用します。これらの塗料は仕上げ塗料の密着性を高める効果があります。
中塗りは上塗りの1回目と呼ばれることもあり、塗装面の凹凸などを滑らかにしながら塗膜に厚みをもたせることを目的としています。中塗りを行うことにより耐久性がより向上します。中塗りでは次に行う上塗りと色味を変えることもありますが、基本的には同じ塗料を使用します。
上塗りは本塗装や仕上げ塗装とも呼ばれています。中塗りの上にもう1度塗り重ねることで塗膜により強度を持たせる他にも、塗りムラをなくして耐候性を向上させる役割もあります。
このように、塗装は下塗り、中塗り、上塗りの工程をしっかり守ることにより、初めて塗料が本来持つ耐久性などの機能を発揮することを可能にします。
見積書には、中塗りは上塗りの1回目などと記載されることがありますが、この場合は上塗りの工程が2回あれば問題はありません。悪徳業者などになると工事費を抑えるために塗装の工程を省くこともあるため、心配なら外壁塗装は3回以上行うことを事前に確認してください。
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