外壁塗装を依頼する業者の選び方のポイントとは
2人とも過去に苦い経験があって、1人は悪徳業者に騙されて、最終的には弁護士を間に入れる大きなトラブルに発展したことが分かりました。
そこからその話で盛り上がり、私が知りたかったことは聞くことができませんでした。ズバリ、外壁塗装を依頼する業者はどのようにして選べば良いか教えてください。
上司に尋ねれば良いのですが、そうなると二人で飲みにいかなければいけないと思うので、それは避けたいのでよろしくお願いいたします。
所有する資格や許可を確認するのも良い方法です
外壁塗装は一度塗るだけではなく、2度、3度と繰り返し上塗りしなければ長持ちさせることができません。塗る回数を少なくすれば、塗料代を大幅に抑えることができるので、悪徳業者はこの方法を用いることが多いです。
現場でずっと見張っていれば、何回塗料を塗っているか把握できますが、そもそも悪徳業者に依頼しないようにするためには、実績が豊富である他にも、資格や許可を確認するのが良い方法です。
長年外壁塗装業者として同じ場所に根付いて施工を行っている実績のある会社なら、悪徳業者である可能性は極めて低いです。
外壁塗装を行う業者が持つ資格や許可には、塗装技能士や建設業の許可があります。そもそも500万円以上の工事を請け負うには建設業の許可が必要なので、これを持っていなければ大掛かりな外壁塗装工事に対応できないことになります。
塗装技能士は国家資格の一つで、1級、2級、3級があって、1級を取得するには7年以上の実務経験がなければいけません。1級を取得している技術者がいて悪徳業者である可能性は極めて低いので、この資格を持っていればかなり信頼度が高くなります。
悪徳業者に引っかからないようにするには、1社だけではなく複数社から相見積りをとって、それぞれからいろいろな話を聞いてみるのも大事なことです。難しい質問をしてしっかりとした回答が返ってきて、接客態度もきちんとしていれば、優良業者である可能性が高いです。