アパートの外壁の塗替えは本当に必要なの?
父が他界して2年以上それが続いていて、遺産相続したときにはそれほど現金はありませんでしたが、この2年間でかなりの貯金ができて、現在は家族で賃貸マンションに住んでいますが、本気で家を建てようか考えているところでした。
しかし、先日不動産会社から連絡がきて、そろそろアパートの外壁の塗替えをした方がよいということで、それにはかなりの費用がかかることが分かりました。
アパート経営に関して全くの素人で、維持費がかかることは承知していましたが、イレギュラーにまとまったお金がかかるならこの先とても心配です。いっそのことアパートを売却しようとも考えたわけですが、アパートの外壁の塗り替えは本当に必要なのでしょうか?必要ならその理由も含めて教えてください。
アパートの価値を維持させるためにも必要なことです
アパートの外壁にタイルやレンガなどを使用しているなら塗替え工事は不要ですが、利益を出すアパートにそのような多額の費用がかかる外壁材を使用しているケースはほとんどありません。
モルタル壁でもサイディング壁でも、外壁塗装の塗替えは建物にとってとても大事なメンテナンスで、定期的に工事をしないと保護する力が弱くなり、最悪雨漏りが起きて建物の寿命を縮めてしまいます。
雨漏りなどが起きると入居者からクレームがきて、家電や家具などの家財道具にダメージを与えて損害賠償を求められることもあります。
さらに、雨漏りが起きると修繕に多額の費用がかかり、最悪の場合は建て直しを余儀なくされてしまいます。定期的に外壁の塗替え工事を行うことにより、建物の劣化を遅らせることができます。少しでも劣化を抑えてアパートを良い状態に保つことにより、長く家賃収入を得られることになります。
さらに、外壁の塗替え工事を行うことにより、内見に来た人の印象をアップさせることができ、入居率アップにもつなげられます。部屋の中も重要ですが、外観がキレイな物件とそうでない物件なら、後者を選ぶ人がほとんどであることは当たり前のことです。