外壁の塗替えで失敗しやすいのはどんなこと?
家を建てた際に施工業者である地元の工務店の棟梁から、外壁と屋根は10〜15年を目安に塗替えするように言われていて、屋根の状態は確認できていませんが、両方とも塗替えしてもらうつもりです。
別々に工事をすれば足場代が2回必要になることも聞いていたので、その方がお得と考えました。
さらに棟梁からは、自分たちに工事を依頼してももちろん喜んで対応するけど、その場合は下請け業者を利用することになり中間マージンがかかるので、費用を抑えたいなら自分たちで直接塗装業者を探して依頼してもよいと言ってもらいました。
ということで、信頼できる依頼先を探しているところです。この業界には悪徳業者が存在することも承知していて、間違ってもそのような業者に依頼することを回避するために、情報をしっかり集めて優良業者に依頼しようと思っているわけですが、悪徳業者に依頼してしまう以外に、外壁の塗替え工事で失敗しやすいのにはどんなことがありますか?
屋根も含めるとおそらく数十万円から100万円程度の費用がかかることになると思うので、失敗は絶対に回避したいです。
近隣トラブルが起きることもあります
前と同じ色を選ぶとこの失敗は起きにくいですが、前とは異なる色にしたいと要望する方も多く、サンプルできちんと確認したにも関わらずイメージと違うと感じる失敗はよく起きています。
この失敗を防ぐには、大き目のサンプルで確認することが効果的です。さらに、外壁塗装は光の当たり具合によっても表情が変わるので、カラーシミュレーションを丁寧にしてもらえる業者を選んで依頼するのも失敗回避につながります。
外壁を塗替えして早い段階で塗膜の膨れや剥がれが生じたり、色むらが見つかったりという失敗も多く報告されています。
これは単純に職人の技術不足や手抜き工事が原因であるケースもあるわけですが、塗装をしてから数年経って症状が出た場合は、経年劣化が原因である可能性が高いです。その場合は遠慮しないで施工業者に相談してみましょう。
外壁や屋根の塗替え工事では、近隣とトラブルになることもあります。塗装工事ではどうしても騒音が出てゴミやホコリも舞うことになるため、事前に挨拶回りをして工事することをしっかり伝えて了承をとっておかなくてはいけません。